エル・グリーンファームのワインづくりは2017年に始まりました。南魚沼でカベルネ・ソーヴィニヨンを育て、天候に一喜一憂しながら、毎年葡萄と向き合っています。このページでは、記録が残っている2020年以降の収穫の様子や、その年に造ったワインについて紹介します。
2026年
2025年の不作から一転して、2026年は豊作になりました。反射シートを張った効果も大きく、糖度20.5度を超える葡萄を収穫できました。
ただ、9月から10月にかけては長雨。東京で連続して雨が降った日数の記録が出るほどで、こちらも、もう少し晴れ間が続いていたら本当に素晴らしい葡萄になったのにと思います。まあ、お天道様は気まぐれです。
去年まで畑に来ていたヒヨドリは今年はほとんどおらず、鳥の被害はとても少なくて助かりました。ところが、今度は蜂です。畑や造園の現場で蜂が多く、私がスズメバチに刺され、妻も生まれて初めて蜂に刺されました。
「今年は蜂が多いなあ」と思っていたら、葡萄の蜂害は尋常ではありませんでした。被害が出始めた10月初旬に誘引キットを6個吊るしてみましたが、罠には一匹もかからず。蜂にとっては、誘引剤より葡萄のほうが魅力的だったようです。
収穫した葡萄は、ワインとスパークリングワインに仕込むため醸造所へ届けました。仕上がりを楽しみに待っています。
- 収穫日:10月23日
2025年
2025年は、記録的な不作の年でした。夏の猛暑や雨不足があり、農作物には厳しい年となりました。
収穫できた葡萄は限られ、品薄になっていたスパークリングワインを造るのが精いっぱい。通常のワインを造ることはできませんでした。葡萄が思うように実らない年もあります。
- 収穫日:10月23日
- 本数:スパークリングワイン 750ml 88本・375ml 53本
2024年
2024年は、収穫を前にヒヨドリの猛攻撃に遭いました。鳥よけのネットは張ってあったのですが、効果は今ひとつ。日に日に葡萄が食べられ、房がどんどん減っていきました。
このままでは全滅してしまうかもしれない。そんな勢いだったので、予定より少し早く収穫しました。最後は鳥との競争になった年です。

反射シートを敷いた葡萄畑。鳥よけのネットを張っていましたが、ヒヨドリの被害を防ぎきれませんでした。
- 収穫日:10月10日
- 本数:ワイン 750ml 204本・375ml 169本/スパークリングワイン 750ml 216本・375ml 204本
2023年
2023年は、夏の暑さがとにかく厳しい年でした。梅雨明け後の8月は雨が少なく、強い日差しが続き、9月に入っても暑さがなかなか収まりません。
自然が相手の仕事は、思った通りにならないことばかりです。葡萄の様子を見守りながら、10月18日に収穫しました。この年はワインに加え、スパークリングワインも造ることができました。

一房ずつ様子を見ながら、収穫していきます。

こちらはジュース用に収穫した葡萄。ワイン用とは別に、ジュースにも加工しています。
- 収穫日:10月18日
- 本数:ワイン 750ml 96本・375ml 135本/スパークリングワイン 750ml 99本・375ml 72本
2022年
2022年も不作の年でした。収穫できた葡萄は少なく、この年はスパークリングワインを造ることもできませんでした。毎年同じようにはいかないのが、葡萄づくりの難しいところです。
花ぶるいが多く、房の数が少ないうえに、実の付きもよくありませんでした。

実の付きが思うようにいかず、房の数も少なかった2022年。畑の様子を見ながら、手入れを続けました。
- 収穫日:10月26日
- 本数:ワイン 750ml 56本・375ml 64本
2021年
2021年は天候に恵まれ、健全な葡萄を収穫することができました。そしてこの年から、葡萄畑に反射シートを使い始めました。
反射シートを使うようになってから、果実の着色が進み、ワインの色も濃くなりました。畑での工夫が、葡萄やワインにどう表れるのか。毎年見ながら試しています。

収穫を終えて、葡萄を囲んで記念写真。

葡萄の下に敷いた反射シートで、実の色づきにも変化が見られました。
- 収穫日:10月25日
- 本数:プレミアムワイン 750ml 149本/通常ワイン 750ml 144本・375ml 262本/スパークリングワイン 750ml 72本・375ml 263本
2020年
2020年は葡萄がたくさん収穫できて、ジュースもワインも多く造ることができました。せっかく収穫量が多かったので、この年、スパークリングワインを初めて醸造しました。
当時は、色も味も少し薄かったかな、という印象でした。ところが熟成した今は色が茶色っぽく変わり、味わいもまろやかに。すっと飲めて、なかなか美味しいワインになりました。ワインは時間がたつと、また違った顔を見せてくれますね。

晩秋の葡萄畑で、枝の剪定をしながら至福の焚火。

収穫した葡萄を破砕した後、醸造所で仕込みを進めます。
- 収穫日:10月28日
- 本数:ワイン 750ml 530本・375ml 482本/スパークリングワイン 750ml 300本・375ml 640本